「へそで茶を沸かす」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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へそで茶を沸かす(へそでちゃをわかす)

英語では、『馬が笑う』という言葉があり、これは滑稽でばかばかしい出来事を意味しますが、日本語でも、"へそで茶を沸かす"ということわざがあります。よく聞くことわざですが、意味等については知らない人も意外と多いのではないでしょうか。
ここでは「へそで茶を沸かす」の意味や使い方について詳しく解説していきます。

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へそで茶を沸かすの意味

「おかしくてたまらない」、「ばかばかしくてたまらない」、「笑止千万である」という意味があります。

へそで茶を沸かすの由来

いくつか説があると言われていますが、1つは、江戸の浄瑠璃『前太平記古跡鑑』などに出てくる「へそを茶化す」という言葉が由来であるという説があります。江戸時代では肌を見せる服もなく、おへそを見せることは笑うこととなっていたため、「わー!へそ出してるよ!」と笑われてしまうということがあったようです。その後「へそを茶化す」から「へそで茶を沸かす」に変化したと言われています。
また、笑ったときに、笑いすぎてお腹の皮がよじれた時の様子が、茶釜の湯が沸騰して湧き上がってくるときの様子に似ていることが由来とも言われています。
はっきりしたことはわかっていないようですが、その他にも諸説色々あるようです。

へそで茶を沸かすの文章・例文

例文1.君の、へそで茶を沸かすような話は、いい加減聞き飽きたよ。
例文2.宇宙人を見たって!?へそで茶を沸かすようなことを言うねえ。
例文3.昨日初めてバットを持った君が、野球部のエースの僕に試合を挑む?へそで茶を沸かすよ。
例文4.冗談キツイよー、へそで茶を沸かすようなことばかり言ってるねえ、君は。
例文5.あの子はサッカーの練習をサボってばかりなのに「将来はメッシになれるかも」とか自分で言っているが、へそに茶を沸かす話だ。

「へそで茶を沸かす」は、単に「おかしい」というだけではなく、「できもしないのに」といった、総じて皮肉ニュアンスを込めて使う言葉のようですね。

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へそで茶を沸かすの会話例

  • 今年の夏こそ絶対に痩せるんだ!2か月で15kg痩せてみせる!

  • 本気で言っているの?へそで茶を沸かす話だわ。毎年同じこと言ってるじゃない。

  • 今年は本気だよ!楽しみにしていてね。

  • はーい。(どうかしら・・)

今年もきっと無理だろうと皮肉を言っていますね。

へそで茶を沸かすの類義語

へそで茶を沸かすの類義語は、「笑止の沙汰(しょうしのさた)」や「ちゃんちゃらおかしい」などが挙げられます。

へそで茶を沸かすまとめ

「へそで茶を沸かす」は、日本語としては面白い日本語ですが、使うとなると、面白いというよりは馬鹿げているという意味合いが強いため、ちゃかしている風でもありますので、使いどころには注意したほうがいいかもしれません。

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