春闘に向けて一致団結する

官製春闘

毎年春の季節になると、ニュース等で耳にするのが春闘というキーワードです。会社からお給料をもらっているビジネスマンであれば、耳にしておきたいニュースのひとつなのではないでしょうか。今回は春闘によく似た官製春闘という経済用語について、ヒューチャーしていきたいと思います。正しい専門用語を知って、ワンランク上の社会人ライフを目指してくださいね。

官製春闘の意味とは

一般的な春闘とは労働組合が給料のアップや労働時間について、企業側と交渉することです。これに対して官製春闘とは、民間の春闘に政府が大きく介入することを示しています。思うように賃金が伸びず景気が低迷していることを踏まえて、政府がメガホンを取り企業のトップに賃金の引き上げを要請することを指しています。

官製春闘の由来

官製春闘が大々的に報じられるようになったのは、2013年秋ころのこと。給料が下がり物価が上がっていく暗たんたる現状を踏まえて、政府が経済界に賃上げを要請したことが発端となっています。官製春闘は何回にもわたり発動され、翌年の2014年春には賃上げに応えた企業が多数見られました。この傾向は近年ずっと続いていますが、2019年初頭には経団連のトップが「賃上げするかどうかは、企業が決定する」という方針を発表し経済界の脱・官製春闘の流れが鮮明になっています。政府の意向には従わないと強気に出た経団連、その後のベースアップ交渉がどうなっていくのか注視されます。

官製春闘の文章・例文

例文1.またも安倍政権による官製春闘が発令された
例文2.官製春闘の要請を受けて、賃上げを決定した
例文3.経済界の間では、脱官製春闘の動きが加速している
例文4.ベースアップがおこなわれるかどうか、官製春闘の出方にかかっている
例文5.官製春闘の流れを受けて、ベースアップをおこないました
思うように給料やボーナスが上がらない世論を受けて発動された官製春闘、最近では脱・官製春闘の流れもありどこまで企業が政界の意見を聞くのか、あやしい状況になっています。

官製春闘の類義語

官製春闘の類義語は、政府の賃上げ要請・ベースアップ・ベアなどがあります。ベアもベースアップも賃金全体の底上げを目指すものです。

官製春闘まとめ

デフレ脱却の一環としておこなわれているのが、政府による賃上げ交渉です。度重なる官製春闘のあおりを受けて、ベースアップに踏み切る企業も増えています。最近では賃上げするかしないかは企業が考えること…と官製春闘の流れに釘をさす動きも出てきています。今後ベアはどうなっていくのか、働く大人として経済の動向が気になります。

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